ちょっと肉厚なブローチに挑戦してみた!その2

こんにちは。

シルバーアクセサリーデザイナーの端くれです( `・ω・´)ノ

 

引き続き、ブローチの制作過程をご紹介したいと思います。

前回は、粘土で型を作り、

乾燥させたところで終了していましたね。

 

今回のブローチの課題は、木の質感を出すこと。

 

なので、かたちができたら今度は、

ペースト状(泥っぽい質感)の粘土をつまようじの先で重ね塗りしていきます。

 

画像でお分かりいただけるでしょうか?( ´ー`)

 

鳥が止まっている木(三日月みたいな形のところ)に、

ちょっと立体的な質感がでてきています。

つまようじの先で線をつけて、

木の皮のようなザラザラした質感を入れていく感じです。

 

乾燥すると、表面がなだらかになってしまうので、

何回かこの作業を行います。

 

さらに、裏面にブローチを止める金具を埋め込みます。

これは、キリで穴をあけてパーツを埋め、

まわりをペーストで塗り固めて乾かす。

 

調子にのって穴を深くしすぎると

瞬く間に割れる( ゚ω゚ )!

 

焼く前であればやり直しは可能ですが、

今までの作業がすべて無駄になりますww

 

そんなこんなで原型ができたら

いつものように釜で焼く。

 

そして、出来上がったものを磨いていきます。

今回は割れませんでした( ´ⅴ`)ノィョ―ゥ

光でわかりにくいけど、

銀になっていくのがお分かりいただけるでしょうか?

 

裏面にブローチ用の針もとりつけていきますよ!

これね、針がブローチに対して長すぎたので、

切って先っちょにやすりをかけました。

 

こういう細かい調整も、

アクセサリー制作には大切なところ。

 

ジルコンをはめこんで完成!!!!

 

鳥の顔が思ったよりのっぺりしてしまい、

もっと深く目とか彫ればよかったなと反省。

 

かなりの苦心作でした( ´Д`)